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周辺ガイド
参考文献:印西歴史ガイドブック『印西名所図会』 印西町町史編さん室 平成5年3月31日発行より抜粋

阿夫利神社例大祭梯子立て

永治地区周辺の史跡散策

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阿夫利神社の梯子立て

阿夫利神社は、木下街道沿いの大きな石の鳥居をくぐった800m先にあります。
祭礼は毎年7月最終の土曜日・日曜日に行われ、梯子立てといわれる神輿倒しが豪快に行われます。土曜日の午後3時に宮内鳥見神社を出発した神輿は、本郷・白幡と引き継がれ、阿夫利神社に到着するのは夜9時ごろになります。境内に続く急な石段を神輿は右へ左へと大きく揺れながら上っていきます。石段を上りきるといよいよ『梯子立て』が始まります。担ぎ棒の先を地面につけ、神輿を梯子のように立て、地面に勢いよく倒します。見物客の大歓声の中、神輿を梯子のように立てては倒し、倒しては立ててを繰り返します。地響きを立てて地面に叩きつけ悪を祓う祭りは、こうしてクライマックスを迎えます。
翌日曜日、神楽殿では『十二座神楽』が演じられ、祭りに華やかさを添えます。

● 阿夫利神社(あふりじんじゃ)

阿夫利神社の石尊様には、次のような口碑があります。
昭和元年の事、銚子の海底から青石2個をとりあげたが、その石に往々奇瑞があり、人々は崇敬して「世直し石尊」といった。その後、相模の石尊社(神奈川県中部丹沢山地の大山にある)に奉納する事になり、神輿を作って、これに収め各駅を巡行し、十二月中清戸村に着き、さらに浦部村の鳥見神社にしばらく安置した。それから、布佐駅に逓送しようとしたが、年の暮れが迫ったせいか、布佐駅でこれを引き受けないので、再び浦部村に安置したがその夜、村役人の夢枕に青衣の老人が2名立って、「我等を高西新田の鎮守杜(稲荷と厳島神社)に合祀せよ」と言い告げてかき消えた。そこで、昭和2年6月27日に同社に合祀したと伝えられています。

● 和泉の鳥見神社(いずみのとりみじんじゃ)

この社には、「いなざき獅子舞」という舞が伝承されています。
9月23日秋分の日に神社に奉納されるもので、秋の豊作に対する感謝を表したものです。ちなみに「いなざき」とは稲の収穫を前にしてという意味です。大獅子、中獅子、雌獅子の3匹獅子に道化が加わり「道化の舞」「四方固めの舞」「花笠めぐりの舞」「けんかの舞」と「網くぐりの舞」が演じられます。特に、「道化の舞」の道化のしぐさは、子孫繁栄を意味しています。
昭和41年4月19日に市の無形民俗文化財に指定されました。

● 大六天山(だいろくてんざん)

昔、利根の大河が分派して手賀沼をなしていたため、利根川と手賀沼の水位は同一でした。そのため、手賀沼周辺での農作物は殆どできなかったので、大がかりな干拓をしようと、大六天山から眺めたということです。
今は、水田の彼方に陽を浴びて輝く手賀沼の水面が美しく見えます。

● 泉倉寺(せんそうじ)

この寺には、木造延命地蔵菩薩坐像が安置されています。制作年代は、鎌倉時代初期らしく、地蔵菩薩は六道(六つの迷界)にさまよう人々を導くとして、末法思想の影響のもと平安時代末期から鎌倉時代にかけて多く制作されたそうです。左足を踏み下ろした半伽座で、柔和なまるい穏やかな顔をされています。
弘化4年(1847)に彦根の井伊家より、寄贈されたものです。
昭和30年12月15日に県の有形文化財に指定されました。

● 浦部の鳥見神社(うらべのとりみじんじゃ)

宮内の神楽殿で浦部の神楽が奉納されます。別名「十二座神楽」とも呼ばれるのは、12の演目が伝承され演じられてきたからです。演目は、「神子の舞」「翁の舞」「神明の舞」「鈿女の舞」「えびすの舞」「鍛冶の舞」「大蛇の舞」「天の岩戸の舞」「火男の舞(ぶっきり)」で構成されています。その内容は、演目名から伺えるように、神話を題材としたものが多くあります。
昭和42年12月22日に県の無形民族文化財に指定されました。

● 観音寺(かんのんじ)

奈良時代初期に慈覚大師によって創建されたといわれる古刹。町指定の有形文化財の鋳銅鰐口と武蔵式板碑が保管されています。
昭和57年8月5日に市の有形文化財に指定されました。
また仁王門には、乳なし仁王尊が屹立しています。

● 宝珠院観音堂(ほうじゅいんかんのんどう)

通称「光堂」とも呼ばれるこの小堂の建立は室町時代後期。茅葺き寄棟造りの簡素な外見とは対照的に、内部は極彩色に美しく装飾されています。
昭和9年1月30日に、国の重要文化財に指定されました。

● 月影の井(つきかげのい)

鎌倉の「星影の井」、福島県二本松の「日影の井」とともに『日本三名井』のひとつと言われています。
昭和43年4月25日に市の史跡に指定されました。


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